それでも僕はタル・ベーラを選ぶ

ミロスラヴ・クロボット,ティルダ・スウィントン,ボーク・エリカ,タル・ベーラ（監督）,ジョルジュ・シムノン（原作）,ヴィーグ・ミハーイ（音楽）販売会社/発売会社：スターライトフィルムズ(（株）紀伊國屋書店)発売年月日：2010/07/24JAN：4523215054256文豪ジョルジュ・シムノンの原作が“観る文学作品”として、いま甦る／推理小説家ジョルジュ・シムノンは世界中から愛されている「メグレ警視」シリーズの生みの親であり、生涯で400作以上を執筆、総発行部数は5億冊を越えるといわれている。

原作は75年の時を経ても「これは私たちの物語だ」とタル・ベーラが一瞬にして魅了された同名小説。

シムノンは鋭い視点で「罪とは何か？」「罰とは何か？」と、問いかけてくる。

誰もが罪人になりえるという人間の脆さと哀れさを描く物語は、まさに彼の真骨頂であり、今なお色褪せない。

その隠れた名作がついに映像化され、シムノンの愛息子も「輝かしいスタイルの実現に深く感動した」と高く評価する、“観る文学作品”へと見事に昇華された。

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